2010年1月12日火曜日

「涙を流すとき」

時代に囚われ
軽薄な善悪に縛られ
今涙を流すとき
7年前のあの火事のことを話すと
大人たちはいやな顔をする
ヤツは逃げて今ものうのうと生きてる
それを知ってるあいつらに突っ込んでやったさ
黙って何も言えやしない
じっと眼を見つめてやるんだ
だけどそんなこと やつらにはどうでもよかった
政治とワイドショーは
この街の虚像に踊りつづけてる
だからこんなになっちまった

眠らないこの街が
眠りにつくころ
僕たちは独りになって
忘れてたことを
思い出す
夢が消えかけてる
だったら夢を作り出せばいいと
やがて時が来て
風は変わる
今吹いてる風は
向かい風
へたすれば堕ちて朽ちて果てるかも
だけど強ければ強いほど
つかめば高く飛べるはず
高く高く
それでも追い風がないと前には進めない
僕たちは今
そこに向かっている

少数派の多数が権力を振りかざし
マスコミの薄っぺらな正義に支配されて
なにも出来ないと信じている愚かな民たち
あいつらは高い酒を呑んでは酔っ払い
わかったように善悪のことをしゃべってる
それがあいつらを守る貧弱な鎧だと気付かずに
それなら自由にセックスしてる
こいつらのがよっぽど信用できる

眠らないこの街が
眠りにつくころ
僕たちは独りになって
忘れてたことを
思い出す
夢が消えかけてる
だったら夢を作り出せばいいと
やがて時が来て
風は変わる
今吹いてる風は
向かい風
へたすれば堕ちて朽ちて果てるかも
だけど強ければ強いほど
つかめば高く飛べるはず
高く高く
それでも追い風がないと前には進めない
僕たちは今
そこに向かっている

みんな無意味な自分に怒ってる
声にならない声が聞こえる
だから僕は歌う
彼女が言うんだ
あんたは地獄に囚われてると
いやなら仕方がないさ
どのみち僕は救われない
でもそれすら無意味だと思わないかい
心の真実を欺くな
嘘を見抜けば世界は変わる
この街が好きなら
愛の痛みを知ってる証
あいつらのことなどどこ吹く風
なりふり構ってる場合じゃない
昔はそうだったんじゃない?
なにも期待してない
いつか命は朽ち果てても
夢は永遠だから
この街は知っている
生きていくのはつらいことさ
悪役たちのがよっぽど善人だってね

僕は 君を抱きしめたこの腕で
今 世界を抱きしめている
ここではいつも何かが起こってる
愛と哀しみに満ちた
歌舞伎町にようこそ

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